【裁判の報告】証人尋問にむけて審理が進みました (2025/09/08)

裁判

 9月8日に裁判がありました。この日、年内の証人尋問に向けて原告(被害者)が申請した4人の証人のうち、裁判所が3名については、尋問の必要性がないと考えていることが示されました。

 証人申請した元看護理事A氏は、原告(被害者)のパワハラの訴えを無視して、加害者を擁護するかのような発言、さらに、原告(被害者)に非があるかのような発言をしました。また、人事部長B氏は、原告の訴えを、「すべて認めていく」「労災が認定されなくても、直近3ヶ月分の給料の平均を支払う」「休む原因が会社にあったわけやから」と認めましたが、のちに愛仁会は団体交渉の中で「そのような事実はない」と発言の事実じたいを否定しました。
 裁判の中で原告側弁護士からは裁判所に、録音データなどで両氏の発言は明らかだが、証人尋問で両氏の発言の意図、発言の背景を明らかにすることが、深刻な二次被害を明らかにするために必要なこと、仮に「証人尋問の必要性を認めない」ならば、A、B両氏の対応が深刻な二次被害を与えたという原告側の主張は全面的に認められるべきだと主張しました。
 私たちは次回裁判に向けて、元看護理事A氏、人事部長B氏の証人尋問の必要性を強く主張していきます。

 次回裁判で証人尋問の予定が確定し、次々回の原告側、被告側による証人尋問をへて、いよいよ裁判は結審する予定です。医療機関でのパワハラは絶対認めないという声を裁判所に届けるために、一人でも多くの皆さまの傍聴をお願いいたします。

●次回裁判
・10月24日(金) 16時~
・大阪地方裁判所708号法廷

●次々回裁判(原告側、被告側証人尋問)
・11月28日(金) (時間未定)
・大阪地方裁判所 (法廷未定)