2025年9月26日
愛仁会千船病院パワハラ裁判を支える会
患者の命をあずかりチームワークがもっとも大切な、医療現場でのハラスメントは許せないという声を裁判所に届けようと、6月にはじまったオンライン署名が、9月22日、1万人を達成して、その後も増え続けています。
私たちは、大阪地方裁判所に対して、約一年間の深刻なパワハラで精神疾患を発症し休職した島本有紀子さん(原告・仮名)の訴えを認め、被告・社会医療法人愛仁会の雇用者としての責任を明確にする公正な判決を求めて、署名を提出します。
(署名はさらに継続中です。署名へのリンクは下記)

私たちのまだ知らない大勢の皆さまが、Xやfacebook、メーリングリストなどを使って、署名を広げてくれました。署名運動を通じて、私たちは、パワハラの蔓延する社会は許せないという思いを持つ、これだけたくさんの人びとがいること、そして、そうした人びとと繋がれることを知りました。
【SNSで支援の声、反響の一部】
・医療現場の安全と尊厳を守るためにも、多くの方に知ってほしいです。
・パワハラは職員を壊すだけでなく、患者の命を危険にさらします。
・「命を守る現場」で働く人の心身が壊されていいのか?
・ハラスメント相談窓口って本当に使い物にならないところ、多すぎ。私も経験したんですけどね。使い物になりませんでした。
・できれば傍聴に行きたいと思います。
島本有紀子さんに心を寄せて署名に賛同してくださったすべての方がた、ある場合にはご自分が受けたパワハラとも重ねて、ご自分の問題としてSNSで署名を広げてくださったすべての皆さんに、心から感謝します。
被告・愛仁会は島本さんに、「あなたはたった一人だ。愛仁会職員6,000人対1人なんだ」という意味の言葉で、泣き寝入りさせようとしましたが、島本さんは屈せず、頑張り続けて、今回、1万人を超える人々の応援を得ることができました。
被告・愛仁会はこれまでの言動を反省すべきです。病院の持つ大きな権力を使ってパワハラを隠そうとしてきたことを反省し、島本さんの訴えに真摯に向き合い、「被害者にいかなる不利益も受けさせない」という愛仁会自身が決めたパワハラ規定にもとづいて、島本有紀子さんに謝罪して不利益の回復に務めるべきです。
私たちは大阪地方裁判所に対して、「医療現場でのパワハラは許せない」という1万人の声に耳を傾けて、被告・愛仁会の責任を明確にする公正な判決を下すよう求めます。
署名に賛同してくださったすべての皆さま、X、facebook、メーリングリストなどで署名を広げてくださった皆さまに、心からお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
私たちは署名をさらに継続します。さらなるご支援、ご協力をお願いします。
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【裁判傍聴のお願い】
裁判の傍聴は憲法で保障された権利です。どなたでも傍聴できます。パワハラは許さないという声を裁判所に届けるために、一人でも多くの皆さまの傍聴をお願いします。
●裁判の日程
・10月24日 16時~ (※裁判の時間が間違っていました。16時が正当です。訂正済み)
大阪地方裁判所708号法廷
・11月28日 (時間未定)
大阪地方裁判所(法廷未定)
原告、被告双方の証人尋問の予定です
●大阪地方裁判所へのアクセス
・大阪市北区西天満2丁目1 − 10
・地下鉄御堂筋線淀屋橋駅から徒歩7分

