西成区役所への要請と区役所前での宣伝行動 (2025/04/24)

行動

 4月24日、ケアワーカーズユニオンと山紀会支部を支える会は、西成区役所への要請行動と西成区役所前での宣伝活動に取り組みました。

 午後4時、要請団の8人は西成区役所を訪問、応対に出ていただいた総務課員に対して、大阪市長と西成区長に宛てた要請書を手渡し、労働基準法も介護保険法も無視した山紀会による一方的な訪問介護部門閉鎖に対して、まず利用者や職員と誠実に話し合うよう、行政として指導してほしいと訴えました。総務課からは、区としての権限を考えると難しいこともあるが、うかがった事柄を検討した上で回答するという返事があり、要請団からは、区民の生活と生命に責任を持つ区役所として、ぜひ山紀会を指導してほしいと強くお願いして要請を終えました。

 その後、西成区役所前の宣伝行動には仕事を終えた山紀会支部の仲間も合流、11人でチラシの配布とハンドマイクを使った宣伝を行いました。
 90歳を超える利用者もいる中で、何の説明もなく訪問介護を閉鎖するのは許されないという訴えに、多くの人びとが共感してくださり、「許せないね、頑張って」という激励の声がたくさんかかりました。立ち止まって聞く人、チラシをその場で熱心に読む人も多く、訪問介護、介護保険制度への区民の関心の高さを実感することができました。

 この日の行動にはSNSでの呼びかけにこたえて、遠く富山県の仲間も高額のカンパを携えて参加してくださいました。心からお礼を申し上げます。