社会医療法人山紀会(山本第三病院)への抗議FAXのお願い

お知らせ

 ケアワーカーズユニオン(福祉・介護・医療労働者組合)山紀会支部は、大阪市西成区にある社会医療法人山紀会(病院、介護施設、在宅介護)で働く職員でつくる労働組合です。山紀会支部は2013年の組合結成から10年あまり、組合つぶしと闘ってきましたが、2020年からは組合役員への2度の懲戒処分、3人の組合員への各110万円の損害賠償請求というスラップ訴訟と闘い、昨年、組合員への懲戒処分と損害賠償訴訟じたいが不当労働行為であるという画期的な労働委員会命令を勝ちとり、裁判では損害賠償請求を取り下げさせる勝利和解を勝ちとりました。
 しかし、法人は組合敵視を改めず、組合支部長への一時金減額、昇給差別などを続け、本年5月、組合支部長に対する配置転換を提示し、6月に入ってさらに、長年介護を受けてきた利用者の皆さん、やりがいを持って働いてきたスタッフには一切相談なく、やまき介護すてーしょん自体の縮小・廃止の方向をうちだしてきました。

「組合と事前に協議する」という労使協定を守れ!

 6月28日の団体交渉では、法人が「労働条件の不利益変更を行う場合には、組合と事前に協議する」という労使協定を無視して、やまき介護すてーしょんの「縮小、廃止」について、組合員を2人ずつ呼び出して説明しようとしたことを、組合は徹底して追及しました。組合の追及に対して法人は何の反論もできず、「個別の呼び出しは中止して、事前協議約款を踏まえて、まず労働組合と協議しろ」という組合の要求を持ち帰って協議することになりました。
 ひとまず、組合員を個別に分断して、組合を無視して職場の「縮小、廃止」を進めるという法人の動きを止めることが出来ましたが、利用者の皆さんとスタッフを無視して職場の「縮小、廃止」を進めるという法人のねらいはまったく変わっていません。

西成の地域医療・介護を守ろう

 山紀会支部の組合員は、独居高齢者の多い西成で、より良い介護を提供して地域医療・介護を守るために、働きやすい職場をつくろうと必死で働いてきました。このままでは、組合つぶしを繰り返す法人に、組合の基盤である職場が解体されてしまいます。

 組合は徹底的に抗議して、支部長の配置転換とやまき介護ステーションの縮小・廃止を撤回させます!

山紀会(山本第三病院)への抗議FAXをお願いします

 現在、おおさかユニオンネットワーク、大阪全労協、ケアワーカーズユニオンの3者は連名で、全国の仲間に抗議FAXの取り組みを呼びかけています。
 抗議FAXの取り組みへの協力をお願いいたします!

● 抗議FAX案文へのリンク ←「抗議FAX案文」がダウンロードできます。
https://drive.google.com/drive/folders/1nidjBTOu7lqDmp2-Ec43BJKABdnQBuTk?usp=sharing

● ダウンロードできない場合は下記案文と抗議先FAX番号を参照してください。


【案文】
社会医療法人山紀会
理事長 山本時彦 様
本部長 山本孝子 様
人事総務次長 佐竹倫子 様
介護事業部長 阪井弘子 様

(団体名) or(個人名)

抗議及び申し入れ

1、 山紀会は、組合支部長の不当な異動案を撤回しろ!
2、 山紀会は、組合役員の一時金減額・定期昇給低評価を撤回しろ!
3、 山紀会は、組合員のパワハラ訴えに対して公平に聞き取りを行え!
4、 介護事業部長は組合員へのパワハラをやめろ!
5、 過去の労働委員会の命令を守れ!

(ひとこと)


【抗議先FAX番号】
山紀会本部理事長室 FAX 06-6659-8283
山本第三病院    FAX 06-6652-9553
やまき苑      FAX 06-6659-0002
※FAXは組合のほうにも合わせてお願いします。
(組合 FAX)06-6180-7444