愛仁会本部への申し入れと高槻病院、看護学校への宣伝行動(2024/11/11)

お知らせ

 厚労省がさだめた「介護の日」の11月11日、おおさかユニオンネットワークが呼びかけた介護・看護関係の争議組合への支援行動が総勢40人の労働組合員で行われ、高槻市にある社会医療法人愛仁会本部に対しては、裁判中となっているパワハラの経緯をすべて説明すること、被害を訴えた職員に「いかなる不利益もこうむらせない」という内部規則を遵守して、パワハラ被害者の不利益を回復することなどが申し入れられました。

 愛仁会本部の前には組合旗を持って腕章をまいた労働組合員が並び、代表者がインターフォン越しに呼びかけましたが、本部の建物から担当者が現れず、数十分後にようやく現れた本部人事課職員に申入書を手渡して誠意のある回答をするよう伝えることができました。
 愛仁会高槻病院と付属看護助産専門学校に配布したビラの受け取りは非常によく、たくさんの職員や学生の皆さんに「愛仁会はパワハラの隠ぺいをやめて!」というビラを渡すことができました。病院や専門学校の窓からはたくさんの職員や学生がビラ配布活動を見まもっていました。

 裁判で証拠となる文書の提出をこばみ、パワハラをなかったことにして事件を終わらせようとした愛仁会のねらいは、私たちの活動によって破綻しつつあります。私たちのもとには愛仁会の経営する各病院でのパワハラの横行、パワハラを背景にした過重労働やサービス残業の実態が伝えられています。
 パワハラや過重労働、サービス残業が横行する現状をあらためるためには、なによりも愛仁会がみずからさだめたハラスメント規定を遵守すること、パワハラの隠ぺいをやめることが必要です。私たちは愛仁会が反省し問題の解決にあたる姿勢をしめすまで、今後も運動を強めていきます。